北アルプス展望美術館

9月7日(土)午後2時より、『安曇野キルト公募展2024』の審査員、野沢典子先生によるギャラリートークを開催しました。

野沢先生は長野県出身、千葉県在住で、財団法人余暇文化振興会認定のミシンキルトワーク教授としてヴォーグ学園講師を務めており、
国内外のキルトフェスティバルにおいて数々の賞を受賞しておられる先生です。

展覧会初日にも関わらず、多くの方にご参加いただきました。

最初に、ご自身が出品された招待作品について、制作意図や苦労した点などをお話くださいました。
そしていよいよ本題、受賞作品の受賞に至った理由や、その場にいらした出品者の方の作品、先生が審査中に気になった作品の解説をしてくださり、盛りだくさんの内容でした。

最後に総評として、「今年は和のキルトが多くある中、トラディショナルな作品もコンテンポラリーな作品も技術が非常に高度で、自分を持ったオリジナルな素敵な作品が多くありました。残念ながら、裏地が付いていない、キルティングが少ない等の理由から落選してしまった作品もありましたが、ぜひご自身が参考にしたい作品を写真に残し、本日のお話を参考に、来年に向けて制作していただきたいです。」とのことです。

また、終了後も皆様とお話され、本当に有意義な時間となりました。
野沢先生ご夫妻を始め、ご参加くださった多くの皆様、本当にありがとうございました。